中国代表大損失!山東泰山所属の金敬道(ジンジンダオ)に大怪我。 「本当に故意ではない」

北京時間7月21日、2021中国スーパーリーグ第7節、山東泰山vs沧州雄狮の試合が行われ、山東泰山所属の金敬道(ジンジンダオ)が大怪我を負ったと中国国内メディアが明かした。

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金敬道(ジンジンダオ)は中国代表に継続的に招集されている選手であり、数か月前に行われたアジア2次予選のグアム戦では利き足ではない左足でゴールを決めており、7-0での大勝に貢献した。

金敬道(ジンジンダオ)ってどんな選手?

2010年に中国2部リーグでプロデビューし、2013年には現所属の中国1部リーグ、山東泰山に移籍。山東泰山を代表する選手の一人だ。 

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彼の武器は複数ポジションをこなせることと、朝鮮民族からなる優れた身体能力だ。

彼のメインのポジションはアンカーだが、山東泰山では右ウイングで出場することも多く、複数ポジションをこなせる非常に貴重な選手だ。 

また彼は北朝鮮に近い吉林省出身ということもあり、彼自身朝鮮民族なのだ。朝鮮民族の特徴の一つに身体能力が高いことが言われており、そのサイドを上下に駆け回り攻守において良い仕事をこなす彼のプレースタイルは李鉄監督が好む戦術と一致する。

9月開幕のアジア最終予選は絶望的...

その瞬間は62分に起こった。沧州雄狮の杨一鸣(ヤンイミン)選手が、後ろから金敬道(ジンジンダオ)の右腕をつかみ、そのあとかかとを踏みつぶしてしまった。

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そのプレーは非常に悪質で、サポーターからは「良心が痛まないのか」「これはサッカーなのか」などの声が上がっている。 

彼はそのプレーの後、担架で運ばれそのまま直接病院へ搬送されたという。現在検査中であり、まだ具体的な検査結果は出ていないが、彼が担架から運ばれている状況を見ると怪我の状態は楽観的ではないとされている。

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アジア最終予選に出場できるかはまだわからないが、彼がひどい怪我を負ったのは事実であり、中国代表にとって損失を負ったのは間違いない。

SNSで謝罪も、「許される行為ではない」

杨一鸣(ヤンイミン)は怪我を負わせた翌日にSNSで謝罪のコメントを投稿した。

「本当に故意ではない。雨で足を滑らせてしまい、結果怪我を負わせてしまった。すごく罪悪感がある。彼(金尊道)は中国代表の主力選手の一人であり、彼の重要性は誰よりも理解している。本当にごめんなさい。」

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以上のような内容で謝罪をした上で、山東泰山のサポーターに向けても謝罪をしているが、彼の謝罪は受けいられていないようだ。

「これは故意ではない、習慣だ」「プロの精神が欠如している」などの声が上がっている。

リーグ戦残り7試合。いかに怪我を避けるか...

中国サッカー協会は代表選手を守るために、代表戦が行われる9月から11月の間はリーグ戦を中断する意向を以前から示していた。

しかし、その日以外ではリーグ戦は行われる。その間に大怪我を負ってしまえば元も子もない。アジア最終予選までリーグ戦が残り7試合控えているが、いかに怪我を避けるか非常に重要な期間になってくる。

中国スーパーリーグは非常にラフなリーグだ。アジア最終予選までまた金敬道(ジンジンダオ)のような怪我人がでないことを祈るばかりだ。 

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