アジア最終予選メンバー発表 海外組はわずか1名
北京時間8月12日、中国サッカー協会は来月から始まるアジア最終予選に挑む31名の選手を発表した。
海外組はわずか1名
招集されたメンバー31名の内、海外組はわずか1名だった。その選手は中国のマラドーナこと武磊(ウーレイ)だ。
その唯一の海外組でも所属しているのはスペイン2部のRCDエスパニョールだ。
以前に日本が海外組だけでメンバーを組んでいるのを見ると、中国のサッカーレベルは比較的劣っていると言わざるを得ない。
帰化選手4名招集
とはいえ中国代表にとって悪いニュースばかりではない。
今回招集されたメンバー31名の内、4名の帰化選手が招集されている。
招集されたメンバーは「艾克森」「阿兰」「洛国富」「蒋光太」の4名であり、いずれも広州FCからの招集だ。
上記の前者3名は前線の選手のため、彼らが3トップを組むなどすると、個人の能力プラス連携面でも期待ができ、爆発的な破壊力を発揮してくれるかもしれない。
ベストメンバーではない
武磊に加えて、上記4名の帰化選手を招集するなどベストメンバーだと思われるが、実は主力レベルだが招集されていないメンバーがまだまだいる。
それは帰化選手の「费南多」と「李可」だ。彼らは激しいプレーが多い中超リーグをこなしていく中でケガを負ってしまった。
また同じ理由で広州シティ所属の「唐淼」も呼ばれていない。
それから帰化条件は満たしているが、帰化手続きが順調ではないため中国国籍をまだ得ていない「卡尔德克」だ。
アジア最終予選に向けて
どこのチームで怪我は付き物だが、中国代表は比較的怪我人が多い印象だ。
かれらの怪我が治り、ベストなメンバーを揃えることができればW杯出場争いに入ってくる可能性がある。
先日の青島戦でハットトリックを決めた「艾克森」や、中国人トップの得点を決めている「郭田雨」など高いパフォーマンスを発揮しているメンバーが多数いるが、それは中国リーグでの話。
彼らが世界を相手に戦えるのかまだまだ未知数だ。
W杯に確実に出場するにはグループ上位2位に入らなければならない。日本が所属するグループBでW杯出場候補は日本のほかに「オーストラリア」と「サウジアラビア」がいるが、そこに中国が入ってくれば、4カ国でW杯出場券の2枠を争うことになる。
日本はW杯に出場するのは当たり前な雰囲気になっているが、今年のW杯は簡単にはいかないかもしれない。
出典:百度
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