全体練習2名欠席。怪我のため別メニューも... ”初戦勝ち点3取れる可能性は十分ある”

北京時間8月29日、武磊がチームに合流し、2回目のトレーニングセッションが終了したが、参加していたのは30名で2名欠席していると地元メディア”鲁能泰山资讯”が報じた。

欠席した2選手は郭田雨と王秋明だ。彼らは怪我のためグラウンドの端でジョギングなどの別メニューをこなしていたと伝えられた。

 

それでも中国が有利だと主張

地元メディア”鲁能泰山资讯”は「李鉄監督は2つの大きなアドバンテージを持っており、それらをうまく使いこなすことができれば勝ち点3をとれる可能性も十分ある」と主張する。

1.準備でのアドバンテージ

中国代表は8月27日にすでにドーハ入りし、オーストラリア戦まで約1週間の準備期間がある。一方、オーストラリア代表は8月28日にようやく代表メンバーを発表し、ドーハ入りはさらに先だ。

さらに中国対オーストラリアの試合は現地時間21時キックオフのため、中国代表は試合時間に慣れるため20時から全体練習を開始している。

 

2.前線のメンバーは中国のほうが豊富

中国代表の前線は、「武磊」に加え、帰化選手である「艾克森」「阿兰」の3選手がいる。彼らの市場価値は「武磊」の300万ユーロ、「艾克森」の400万ユーロ、「阿兰」の150万ユーロとなっているが、オーストラリアの前線の選手で最高の市場価値は250万ユーロどまりだ。

しかし、中盤の選手ではオーストラリアのほうが勝っている。「アーロン・ムーイ」という選手で、市場価値は750万にまで登り両チームでの最高の値となっている。

唯一の中超リーグのプレイヤー、「アーロン・ムーイ」に要注意

8月28日、オーストラリア代表メンバーが発表されたことに対し、中国代表ベテランの张稀哲(ジャン・シージュ)が取材を受け、声明を発表した。

「彼らの中で中国本土でプレーしている選手が1名いる。彼(ムーイ)は試合のリズムを変えることができる。彼は中超リーグの上海海港に所属しており、我々は何度も彼と対戦している。我々はムーイに対して熟知しているが、それはお互い様だ。ムーイも我々のことを熟知しており、我々の情報をオーストラリアのほかの選手に共有しているだろう。」

张稀哲认为他们只有1个本土踢球的球员,其他都是留洋球员,会让比赛节奏变得很快,在中超多次与上海海港交手,对莫伊比较熟悉,不过这是相互的,莫伊也对我们熟悉,而且会把我们的情况告诉给澳大利亚其他球员。

 

まとめ

全体練習を欠席していた郭田雨と王秋明は怪我だと報じられており、試合に間に合うのかが気になるところだ。特に郭田雨は所属先の山東泰山で中国人トップの得点数を記録するなど非常に楽しみな選手だっただけに残念だ。

それでも中国代表はオーストラリア代表より準備の面で有利であり、前線の選手もオーストラリアよりタレント揃いということもあり、中国の白星発進も夢ではない。

出典:超級替补

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出典:鲁能泰山资讯

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日本対中国 日本時間深夜0時キックオフ コンディションは中国有利か

2022カタールW杯アジア最終予選の第二節、日本対中国のキックオフ時間が確定した。

”9月7日23点,国足则将与日本队展开激战”

 ※表示は北京時間

 

 中国が有利な2つの有利

中国代表は移動がない

中国代表は2試合ともカタールのドーハで行われるため移動がない。

しかし、日本は第一節のオマーン戦が日本で行われ、そのあと中4日でドーハに移動し中国戦を迎える。

中東への長旅に加え、6時間もの時差があるため、最高のコンディションを維持するのは難しい。

 

中国代表は準備期間が長い

 中国代表は8月26日にカタールへ出発し、第一節まで1週間ほどの時間がある。

一方日本代表は8月28日になってもJリーグが開催されており、代表合宿の期間が短い上に、オマーン戦後カタールへの移動もある。

 

まとめ

海外組の数の差から日本メディアはもちろん、中国メディアも日本の勝利が濃厚と報道されているが、それは定量的な話。

上記で述べたコンディションなどの定性的な要因も踏まえるとどちらが有利かは断言できない。

たしかに中国代表は海外組は少ないが、帰化選手4名や、中国リーグで圧倒的な成績を残したメンバーばかりだ。なめてかかると勝ち点3を逃すことも全然あり得る。

出典:网易

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中国代表GK颜骏凌(ヤンジュンリン)191cmの大型GK

アジア最終予選に挑むメンバーが発表され、その内GKは4名選出された。

その中で先発で出場すると思われる選手が颜骏凌(ヤンジュンリン)だ。

 

颜骏凌(ヤンジュンリン)ってどんな選手?

上海海港所属。

武器は瞬発力と191cmからなるセービング力。

クラブではあの上海海港で主力として出場し続けている頼れる守護神。

代表では2018ロシアW杯2次予選で全試合フル出場、直近の2022カタールW杯2次予選にも主力として出場している。

リーグ最低の失点数

彼が所属する上海海港は全14試合を終えわずか7失点。

今季のグループ首位フィニッシュに大きく貢献している。

 

唯一のライバル王大雷(ワンダレイ)

中国代表にはもう一人主力級のGKがいる。

それが山東泰山所属の王大雷(ワンダレイ)だ。

今季のリーグ戦で彼はわずか10失点という記録を出しており、こちらももう一つのグループでの首位フィニッシュに貢献している。

身長は185cmと比較的低いが、GKとしての実力が高いのに加え、積極的に声を出す選手であり、チームを鼓舞する力、活性化させる力がある選手だと評価されている。

まとめ

W杯アジア最終予選で出場するGKは上記の2名の内のどちらかであることはほぼ間違いない。

その中でも颜骏凌(ヤンジュンリン)での先発が有力であり、彼が出てくると191cmからなる強力なセービングが非常に相手FWを苦しめるだろう。

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アジア最終予選メンバー発表 海外組はわずか1名

北京時間8月12日、中国サッカー協会は来月から始まるアジア最終予選に挑む31名の選手を発表した。

海外組はわずか1名

招集されたメンバー31名の内、海外組はわずか1名だった。その選手は中国のマラドーナこと武磊(ウーレイ)だ。

その唯一の海外組でも所属しているのはスペイン2部のRCDエスパニョールだ。

以前に日本が海外組だけでメンバーを組んでいるのを見ると、中国のサッカーレベルは比較的劣っていると言わざるを得ない。

帰化選手4名招集

とはいえ中国代表にとって悪いニュースばかりではない。

今回招集されたメンバー31名の内、4名の帰化選手が招集されている。

招集されたメンバーは「艾克森」「阿兰」「洛国富」「蒋光太」の4名であり、いずれも広州FCからの招集だ。

上記の前者3名は前線の選手のため、彼らが3トップを組むなどすると、個人の能力プラス連携面でも期待ができ、爆発的な破壊力を発揮してくれるかもしれない。

ベストメンバーではない

武磊に加えて、上記4名の帰化選手を招集するなどベストメンバーだと思われるが、実は主力レベルだが招集されていないメンバーがまだまだいる。

それは帰化選手の「费南多」と「李可」だ。彼らは激しいプレーが多い中超リーグをこなしていく中でケガを負ってしまった。

また同じ理由で広州シティ所属の「唐淼」も呼ばれていない。

それから帰化条件は満たしているが、帰化手続きが順調ではないため中国国籍をまだ得ていない「卡尔德克」だ。

アジア最終予選に向けて

どこのチームで怪我は付き物だが、中国代表は比較的怪我人が多い印象だ。

かれらの怪我が治り、ベストなメンバーを揃えることができればW杯出場争いに入ってくる可能性がある。

先日の青島戦でハットトリックを決めた「艾克森」や、中国人トップの得点を決めている「郭田雨」など高いパフォーマンスを発揮しているメンバーが多数いるが、それは中国リーグでの話。

彼らが世界を相手に戦えるのかまだまだ未知数だ。

W杯に確実に出場するにはグループ上位2位に入らなければならない。日本が所属するグループBでW杯出場候補は日本のほかに「オーストラリア」と「サウジアラビア」がいるが、そこに中国が入ってくれば、4カ国でW杯出場券の2枠を争うことになる。

日本はW杯に出場するのは当たり前な雰囲気になっているが、今年のW杯は簡単にはいかないかもしれない。

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”悲報”中国代表主力またしても離脱。半月板損傷で全治3か月

恐れていたことがまた起こった。

中国代表の右SB「唐淼(タンミャオ)」が8月5日に行われた中超リーグ第12節、沧洲雄狮戦で半月板を損傷し、手術することが決まった。

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全治は2~3か月ほどと診断されており、来月がから始まるアジア最終予選には出場できなくなった。

唐淼(タンミャオ)ってどんな選手?

中国代表不動の右SB。

リーグでは広州シティに所属し、キャプテンを任されているベテランプレイヤー。

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今季10試合に出場し、そのうちの8試合に先発出場。

得点は0だが3アシストを記録しており、チームの好調ぶりを支えている。

中国代表李鉄監督は、「右SBに唐淼(タンミャオ)を置けば安心できる」と思わせるほど信頼されている選手だ。

右SBが不足している

右SBはもともと不足しているポジションだ。候補に挙げられる選手は何名かいるが、いずれも代表レベルではない。

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唐淼(タンミャオ)の一刻も早い復帰を願うのと同時に、李鉄監督はこのポジションの代わりになる選手を探さなくてはならない。

まとめ

前回の金敬道(ジンジンダオ)に続き、またしても主力選手を失ってしまった中国代表。

奇しくも上記の2選手を怪我させた相手は沧洲雄狮だった。今季では現在最下位に沈んでおり、その焦りからこのようなプレーが出てしまったのだろうか。

今季アジア最終予選まであと2試合残っている。

沧洲雄狮の相手は深圳FCと山東泰山だ。この2チームは代表クラスの選手が数多く在籍している強豪クラブだ。

この2試合で三度怪我人がでないか要注目だ。

出典:百度百科

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コンゴ国籍の帰化選手誕生!

現在、ものすごい勢いで帰化政策を進めている中国代表だが、ここに来てさらにもう一人の帰化選手が誕生しようとしている。

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その選手は河北省にホームタウンを有する石家庄永昌所属の奥斯卡(オスカル)だ。

奥斯卡(オスカル)ってどんな選手?

ポジションは前線ならどこでもこなせるユーティリティープレーヤー。

コンゴ国籍であり、帰化選手初の黒人選手だ。

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今年で22歳であり、中国に移住して4年目なので、このまま順調にいけば23歳という若さで帰化選手として中国代表でプレーすることができる。

2026年大会の核兵器

彼の最大の武器は若さだ。

現在、前線の選手には艾克森(エウケソン)と卡尔德克(カルデック)の2名がいるが、彼らはすでに32歳だ。

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そこで現在22歳の奥斯卡(オスカル)が代表に加われば、中国代表の若返りが期待できる。

来年の22年カタールW杯はもちろん、26年の北中米W杯も活躍が期待できる。

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大四喜” 爆発的な得点力

2019年、当時の中甲リーグ陕西长安時代では26試合に出場し、22ゴールを決めリーグ得点王に輝いた。

さらにリーグ最終節の四川FC戦では4得点を決め”大四喜”を達成した。

 中超リーグへ移籍するも不調

2019年の活躍を買われ、2020年には中超リーグに移籍するも17試合2得点と低迷している。

今季も成績は良いとは言えず、状態が悪い。しかし、W杯本大会にはまだ時間がある。

それまでに本調子を取り戻せば以前のような”爆発”が期待できる。

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まとめ

期待の若手帰化選手、奥斯卡(オスカル)。

今年で来中(?)して4年目であり、来年には帰化条件が達成する。

 残念ながら来月から始まるアジア最終予選には出場できないが、予選突破することができればW本大会には間に合いそうだ。

帰化が成功すれば、年齢的に少なくともあと3大会分の活躍が期待できる。

そう考えると艾克森(エウケソン)と卡尔德克(カルデック)より価値のある帰化選手となりそうだ。

出典:テンセント

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中超ダービー戦まとめ Jリーグより盛り上がる?

中超リーグにもダービーマッチが存在するのをご存じだろうか。

もっとも有名なダービー戦で上海ダービーと広州ダービーがあるが、ほかにもたくさんのダービーマッチが存在する。

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  • 上海ダービー  (上海海港vs上海申花
  • 広州ダービー  (広州FCvs広州シティ)
  • 山東ダービー  (山東泰山vs青島FC)
  • 四川ダービー  (四川九牛vs成都FC)
  • 江蘇ダービー  (南京シティvs南通支雲)
  • 河北ダービー  (河北vs石家荘永昌) 
  • 広東ダービー  (広州FCvs深圳FC)

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※中超リーグと甲級リーグのみ

筆者は2019シーズンの上海ダービーを一度現地で見たことがる。その試合は開幕戦ということもあり、異様な盛り上がりだった。

その上海ダービーでは、Jリーグのダービー戦とは違うと感じた点が2つあった。

  • バックスタンドのサポーターもブーイング
  • バックスタンドのサポーターも立ちっぱなし

基本的にJリーグではバックスタンドのサポーターがブーイングするのはあまり多くはないが、中超リーグではゴール裏含め、すべての席で積極的にブーイングが行われていた。

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Jリーグでは、立ったまま観戦するのはゴール裏の人たちだけという印象があるが、中超リーグではバックスタンドのサポーターもずっと立ちっぱなしである。

筆者は座りたかったが、座ると試合が見れないので我慢して立ち続けていたことを覚えている。